脳は心じゃない
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このブログは、無念のまま亡くなった姉の病気を未然に防ぐため、過去に戻ることを決意し、いろいろ試して過去に戻るまでの記録です。
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2019年7月31日
姉が亡くなる2週間ほど前、言動がおかしくなりました。
義兄に連絡したところ、ついに来たか、というような感じで「いよいよ体が辛くなってくると、死を意識して精神的に辛くならないよう脳が敢えて意識を混濁させる、脳の一種の防衛策だ、と医者が言っていた」と言いました。
姉はそのまま入院し、医者ももうこのまま意志疎通をすることは難しいと思う、と言いましたが、3日後に奇跡的に意識が明瞭になり、以前の姉に戻りました。
そのときに意識が不明瞭だった期間は何を考えていたのかと聞いたら、実は意識は明瞭だった、頭の中では「このまま元に戻らなかったらどうしよう」と考えていた。あの期間のことははっきり覚えている、と言いました。
脳…全然防衛できてない!
その話を聞いて、ああ、脳は言動含めて体をどう動かすかを命令しているだけで、心は別にあるんだな…と思いました。
脳の防衛策だなんて、それは当人以外が安心したいだけの解釈なんじゃないか。「悲しまずに逝った…」と思いたいだけ。
その後また3日ほどでまた姉の意識は混濁しましたが、きっとこっちの言ってることはちゃんと理解できてるんだろうと思い、言葉には気を付けました。無神経な看護婦さんが姉の前で無神経なことを言っていましたが。(もちろん病院に苦情を出しました)
亡くなる直前は体はもう意思疏通どころではない状態でしたが、そこにいた家族全員が最期の言葉を聞きました。「ありがとう」と。心が力を振り絞って体を動かしたのかな。最期まで心はハッキリしていた証拠ですね。
医学的には脳にあるとされる心。
でも本当の心…敢えて魂と呼びますが、魂はどこにあるのかな。
脳は灰になって無くなってしまうけれど、魂はどうなるのかな。
きっとどこか別の世界で楽しくやってるか、まだ側にいて見守ってくれているか…。
姉が心は別にあることを教えてくれたから、そんな夢を持っていられます。
一時的とは言え姉の意識が明瞭になったのは、神様がこれを教えるための奇跡だったのかも…なんて思っています。