白いアイツ
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このブログは、無念のまま亡くなった姉の病気を未然に防ぐため、過去に戻ることを決意し、いろいろ試して過去に戻るまでの記録です。
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2022年8月18日
私は全体的に父親似で、それで得したことも特にないのですが、唯一「似てて良かったな」と思っていることがあります。
それは「白髪がない」ということです。
父の頭は60の定年を迎える頃もまだ黒々としていて、会社の人にはずっと染めていると思われていたようです。
70を過ぎてからはさすがに白髪が増え出して、80近い今は半分くらい白くなりましたが、それでも同年代に比べれば少ないほうかなと思います。
私もいい年になって、周りの同年代たちの頭はちらほらと白いものが目立つようになってきましたが、相変わらず黒々としていました。
それが1ヶ月ほど前に、ぴょろんと出ている白髪を1本発見して驚愕しました。
1本くらい…と思われるかもしれませんが、これまで「1本も」なかったのです。
あと10年くらいは安泰だろうと思っていたのですが、「ついに来たか…」とガッカリしました。
それから1ヶ月、白いアイツは2本、3本と順調に増えてきています。
栄養状態などを改善したら2割程度の確率で黒く戻るらしいのですが、今はもう別にどうでもいいや、などと思っています。
亡くなった姉の髪質は母に似ていて、白髪も人並みに生えていました。
闘病中は染めることもままならなかったので、やつれているのと相まって余計に老け込んで見えました。
今の私はあのときの姉の年齢を3歳も超えてしまったのに、髪が黒いせいもあって自分はどんどん年を取るという現実を忘れていました。
ま、現実を受け入れたところで過去に戻るチャレンジを止めるわけではありませんが…。
なんならもっと過去に戻りたくなっています。