噂はあてにならない
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このブログは、無念のまま亡くなった姉の病気を未然に防ぐため、過去に戻ることを決意し、いろいろ試して過去に戻るまでの記録です。
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2022年8月4日
近所に…といっても2~300メートルほど離れていますが、姉と同級生の女性(仮にKちゃんとします)の実家があり、Kちゃん自身はもう結婚して家を出ており、Kちゃんのお母さんが一人で暮らしています。
姉とKちゃんとは小学生の頃は時々家を行き来する程度には仲良くしていましたが、中学生になった頃からは別々の友人と遊ぶようになり、疎遠になりました。
成人してからはお互い何をしているかは知らない状態だったと思います。
私が在宅勤務になった2年半ほど前から、そのKちゃんのお母さんとしょっちゅう遭遇するようになりました。
家から出ると相当な確率で目の前を歩いているのです。
私の出掛ける時間が決まっているならさほど不思議でもないのですが、不定期に外出しても大抵会うのです。
ということはKちゃんのお母さんは一日中徘徊しているということになります。
…という話を父にすると、噂好きの近所の年寄り連中の間では「認知症ではないか」ともっぱらの噂だそうでした。
在宅勤務になるまでもう数十年顔を合わせることもなく、噂が本当ならば尚更、子供の同級生の妹である私のことを覚えていることはないだろうと思いつつ、一応会うと会釈はしていました。
ある日、例のごとく遭遇したKちゃんのお母さんが私の顔をじっとみて、「もしかして娘の友達の○○ちゃん(姉)の妹さんの△△ちゃん(私)?」とバッチリ正解されました。
マスクもしているし、子供の頃からだと相当顔が変わっていると思うのですが。
その後姉の近況を訊ねられそうになったのでそそくさと別れ、以後できるだけ顔を合わせないようにしています。
噂好きの近所の年寄り連中には「Kちゃんのお母さんは認知症ではない、不確かな情報を拡散してたら自分に返ってくるよ!」と注意したい。