会いたかった
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このブログは、無念のまま亡くなった姉の病気を未然に防ぐため、過去に戻ることを決意し、いろいろ試して過去に戻るまでの記録です。
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2022年3月27日
ガラクタ市のニュース映像を見ながら、最近はメルカリなどインターネットでのフリーマーケットが主流だけど、ふた昔ほど前はこんな感じの対面式のフリーマーケットが盛んだったんだよ、という話を姪たちにしていました。
もう20年以上前、私も一度フリーマーケットに参加したことがあります。
そのフリーマーケットは「自作の作品」を出品するという縛りがあり、私は友人たちとTシャツを作って販売しました。
当時姉が趣味でクマのぬいぐるみを作っていて、ついでに出品した記憶があります。
姪たちの生まれる前のことで、姪たちは姉がクマのぬいぐるみを作っていたことも知りませんでした。
そういえばあのときのクマのぬいぐるみはどうなったかな?家にも姉の家にもなかったので全部売れたんだったっけ?
姪たちは一度見てみたかったな、と残念そうに言っていました。
それが2~3日前の話です。
今日掃除機をかけているとき、ふと洋服ダンスの横の物置と化しているデッドスペースが目に入り、久々に整理するかと思い立ちました。
そこに何が入っているかわからない黒いビニール袋があり、開けてみるとなんと件のクマのぬいぐるみが数体出てきました。
フリーマーケットに出品したときの値札も付いたままです。
姪たちに見せると「かわいい!」と喜んでいました。
探してもいないのに、たまたまピンポイントで掃除したところにあったなんてとビックリしています。
実に20数年振りの対面。
姉がどこかで私たちの話を聞いていて、どうしても姪たちに見せたかったのかな、なんて思っています。