多分少数派だけど
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このブログは、無念のまま亡くなった姉の病気を未然に防ぐため、過去に戻ることを決意し、いろいろ試して過去に戻るまでの記録です。
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2022年2月21日
※この記事は3/28に書いています
先日行われた米アカデミー賞の授賞式で、俳優のウィル・スミスさんが、妻の病気を茶化した司会の顔を平手打ちしたというニュースが流れました。
このウィル・スミスさんの行為についてネット上では賛否両論ありますが、当のアメリカより日本においては圧倒的にウィル・スミスさんへの賛辞が多く、少々ビックリしています。
個人的にはウィル・スミスさんの心情は理解できますが、暴力を使ったことに対してはとても残念だと思っています。
ネットでは「あの場合は仕方ない」「言葉の暴力の方がひどい」などと擁護していますが、たまたま公然の場で一部始終を見ていたからであって、見えないところで一般人が同じような理由で行った暴力には非難するでしょう。
また「男らしい」「自分が妻の立場なら嬉しい」などと言っている女性も見受けられますが、男女同権を叫んでいる一方で都合がいいときだけ弱者になるのはどうなのかと思っています。
仮に妻の立場だとして、その暴力が自分に向かう可能性があることについてはどう思っているのでしょうか。
恐らくアメリカでウィル・スミスさんへの非難が多いのは、感情的に暴力行為を行うことが直接相手の死に繋がることが多いからではないかと思います。銃社会ですし。
暴力が駄目だからと言って「言葉の暴力」に黙って耐える必要はありません。
冷静に抗議することもできたはずです。
結局は今回暴力を振るったことで、ウィル・スミスさんが司会者に謝って、司会者がそれを許すという、原因を作ったほうが優位に立つという結果になったのですから。
みんなモヤモヤすることになりました。
私は単純に暴力には恐怖しか感じないので、今回の騒動で女性陣が「素敵」と称賛しているのが不思議で仕方がありません。
先日の記事で「世の中の正義はどんどん変わっている」と書きましたが、結局中身は一昔前と何も変わってないじゃん、と思った次第です。