脳と意識
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このブログは、無念のまま亡くなった姉の病気を未然に防ぐため、過去に戻ることを決意し、いろいろ試して過去に戻るまでの記録です。
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2021年10月29日
また母の調子が悪くなりました。
「調子が悪い」という軽い表現では伝わりづらいのですが、例えば家の間取りもわからない、呂律も回らない、ほとんど前後不覚の状態です。24時間付きっきり。
すぐに主治医を呼んで相談したところ、服用している薬が合っていないのではということなので、該当する薬は中止して現在はほぼ元に戻っています。
で、本題なのですが、母にこの「前後不覚状態」の時のことを覚えているのか普通に戻ってから聞いてみました。
するとそのときの行動はよく覚えていないけれど「自分がなんだかおかしいぞ」という意識はあるそうです。
意識ではおかしいぞと思いながら体は意に反して動いているそうです。
姉も最後の入院前に、今回の母のように前後不覚のような状態に陥りました。
後日意識がハッキリしてからそのときのことを聞いてみると、母と同じように「思ってもいないことを話したり、体が言うことを聞かなかった。元に戻らなかったらどうしようと思っていた」と言っていました。
母と姉の話から推測するに、身体を動かすのは脳だけれど、それを司る意識は脳にある訳ではないのかなあなどと思ったわけです。
心身共に健康なときは脳と意識の連携が取れているけれど、病気で体が不調になったときや精神的に不安定になったときにはうまく連携が取れなくなるのかも知れません。
そうすると気を付けないといけないのは、例えば認知症になったご老人も実は意識は元気なころのままという可能性もあるので、「どうせわからないだろう」とぞんざいに扱ってはいけないということですね。