人間関係で苦労した話 その2
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このブログは、無念のまま亡くなった姉の病気を未然に防ぐため、過去に戻ることを決意し、いろいろ試して過去に戻るまでの記録です。
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2021年10月27日
不条理に人間関係で苦労した経験がもうひとつありました。
ついでなのでぶちまけていこうと思います。
※以下は精神疾患の方にとっては不快な表現が含まれているかもしれませんが、決して偏見や差別的な感情からの表現ではないことをご理解いただければ幸いです。
中途採用のC氏(男性)は、過密スケジュールに耐えきれず少し心を病んでしまい、ちょうど端境期でそれほど多忙ではなかった当時の私がいた部署にリハビリを兼ねて異動してきました。
私とC氏は直接業務に関わりはなく、挨拶以外に言葉を交わすこともありませんでした。
ところがある日、当時の上司(昨日の記事の女性上司ではない)に呼ばれ、「(私)さんが自分の悪口を言っている」とC氏が訴えてきている、と言われました。
もちろん思い当たる節はなく、即座に否定したところ、上司は「やっぱりな」という反応でした。
C氏の症状には被害妄想や幻聴があるそうでした。
上司がC氏の訴えを否定したところで、本人にはハッキリ私の声で悪口が聞こえているので信じないようです。
その日からC氏の動向を意識していると、時々不意に立ち上がってはこちらをジッと睨み付けている様子が伺えました。
そのうち私の席の近くまできて威嚇し出したので、上司もさすがに事態を重く見て人事部に対応を相談してくれたのですが、刺激を与えると却って危ないとのことで、取りあえずは一人きりにならないこと、周囲に周知させることなどで自衛に努めて欲しいと言われました。
その後数ヶ月経ってC氏は別の部署へと異動していきましたが、それまで毎日心休まることはありませんでした。
現在も精神疾患を持つ人が起こす事件が頻発していますが、被害者は本当に不条理な思いをしていると思います。
私の場合はたまたま事なきを得ましたが、周囲がC氏に気遣う余りに対応が後手後手になっていたのは事実です。
もし事が起きていたら防げた事故のはずだったのにどう責任をとるつもりだったのか、と今は当時の会社の対応にモヤモヤしています。
あと身の危険と合わせてもうひとつ不条理だったのが、C氏がその後の異動先でも「(私)さんが自分の悪口を言っている」と吹聴していたことです。事情を知らない人は信じたことでしょう。
本当に何一つ悪いことをしていないのに、何もかも悪いことしかありませんでした。
ちなみにC氏はその後病状が悪化し、まもなく会社を辞めました。
今はどこで何をしているのかわかりません。