トラウマ教育実習生
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このブログは、無念のまま亡くなった姉の病気を未然に防ぐため、過去に戻ることを決意し、いろいろ試して過去に戻るまでの記録です。
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2021年9月29日
「戻りたい過去の夢」を見るため、その後何度か「過去生退行」ならぬ「年齢退行」の催眠動画を見ましたが…
今のところ見たい過去の夢は見ていません。
そもそもはこの「年齢退行」の動画、過去に受けたトラウマを追体験することでそのトラウマを乗り越えるというものです。
深い傷を負った記憶の方が呼び覚まされる可能性が高いのかも知れません。
そういえば私にはひとつだけ、トラウマというほどでもないのですが、それ以降多少対人的な場で不安を生じるようになった出来事があります。
小学校低学年の頃、教育実習生として1人の男子学生がクラスにやってきました。
実習生は気さくで面白く、あっという間に生徒の人気者になりました。
実習生は休み時間も教室の中にある実習生用の机に座っていて、いつも生徒に囲まれていました。
ある日私もその輪の中にいて、机に手をついて実習生を含めたみんなでワイワイ話をしていました。
その時、たまたま私が手をついていた場所に実習生に必要なプリントがあったらしく、「ちょっとどいて」と言われました。
私はすぐに手を離したつもりだったのですが、離すとほぼ同時くらいにその実習生は鬼の形相になり「早くどけって言うてるやろこのボケが!」と怒鳴りました。
これまで大人の男性に面と向かって怒鳴られたことがなかったので、あまりのショックにその時周りの生徒たちがどうしていたかは覚えていません。
その頃は結構泣き虫だったと思うのですが、恐すぎて泣きもせずすぐにその場を離れたように思います。
それ以降、大人の男の人に対して急に怒鳴られるのではないかと近づくのが恐くなりました。(今は平気ですが)
怒鳴られたときに睨み付けられた実習生の大きな目は今でもハッキリ思い出します。
そのせいで未だに目力のある大きな目の男性は苦手です。
ちなみにこの実習生、その後結局教員にはなれなかったようです。
子供ながら「やっぱりな」と思いました。
なぜその後の話を知っているかというと、その実習生は教育実習で指導教員だった当時の私の担任の先生(女性)と結婚したからです。
それも大人になってから思い返すと「何しに教育実習しに来たんだ」って話です。
その後も何度かチャレンジしたようですが、結局教職は取れなかったと聞きました。
10年後くらいのある日、道でボーイスカウトみたいな集団の中で威張り散らしているのを見掛けましたが、もうその頃には私も怒りや恐怖はなく、なんだか少し哀れに感じました。
しかし今この出来事を思い出しながらブログを書いていたらムカムカドキドキしてきたのでやっぱりトラウマになっているのでしょうか。
試しに今日「年齢退行」動画を見ながら眠ると夢に見るかも知れません。