変身
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このブログは、無念のまま亡くなった姉の病気を未然に防ぐため、過去に戻ることを決意し、いろいろ試して過去に戻るまでの記録です。
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2021年11月16日
何かのブログだったか2ちゃんねるだったかは忘れましたが、「中学生くらいから性格が変わった」という書き込みを見掛けました。
そうそう。そういえば私もそのくらいから性格がガラッと変わりました。
それまではかなり活発な方で、毎日外で友達と遊んだり、学校では調子に乗ってはよく先生に怒られていました。
今で言う陽キャ的なポジションです。
それが中学生の頃から人が変わったようにインドア派になり、できるだけ目立つことを避けるようになりました。
変わった切っ掛けはハッキリとはわかりませんが、当時はビーバップハイスクールを地でいくような校内暴力が盛んな時代で、我が母校も例外ではなく荒れ果てていて、そんな学校を仕切っていた不良たちに目を付けられないようにという防衛本能がそうさせたのかも知れません。
その頃毎日のように夜になっては一日の出来事を振り返って「あんなこと言わなかったら良かった」とか「◯◯ちゃんに嫌われたのではないか」などとクヨクヨしていました。
後悔の念で宿題も手に付かず、眠りにも就けず辛い日々でした。
そのせいで出すぎたことはできるだけしなくなり、中学を卒業する頃には口数も言動も控えめに、友人関係も限定し、物静かに過ごすようになりました。
高校に進学してからはもう周りに不良はいなくなりましたが、性格は元に戻ることなく今に至ります。
特に苦にもなっていないので、本来は大人しい性格だったのかも知れません。
小さい頃から家で読書や絵を描いて過ごしていた姉と仲良くなったのは、性格が変わってからです。
後から聞いたところ、子供の頃はワガママでうるさい私が憎らしく、妹なんか要らないと常々思っていたそうです。
2人の姪を産んだときには「女の子ふたりで良かった」と言っていたので、最終的には自分も女きょうだいで良かったと思っていてくれていたのかなと思っています。
中学生のときの苦しみが報われました。