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このブログは、無念のまま亡くなった姉の病気を未然に防ぐため、過去に戻ることを決意し、いろいろ試して過去に戻るまでの記録です。

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2021年6月2日

少し心のコンディションが悪いようで、今日は重い愚痴を吐き出させていただきます。(長文注意)

義兄が姉亡きあと、命を絶った本当の理由は知る由もないですが、ギャンブルによる借金がそのひとつだったことは間違いないと思います。

いや、借金は(義母の陰ながらの援助により)最終的には払えない金額ではなかったので、もしかしたらギャンブルを止められない自分に嫌気がさしたのかもしれません。

生前は子煩悩で優しく、酒もタバコも無駄遣いもしない真面目な義兄だと思っていました。

まさかギャンブル依存症だとは私はもちろん姉も知りませんでした。

知っていたら多分離婚しています。

義両親は知っていたようで、姉にバレないように借金を補填していたと後から聞きました。

百万歩譲って姉を亡くしたショックからギャンブルを始めたのならまだ同情の余地もあります。

しかしその悪い癖は結婚前からだったようで、小金持ちの義母が肩代わりした額は聞いていませんが、言えないほどの額になっていたと想像しています。

義兄は転職癖があり(ここで少しおかしいとは思っていましたが)、姉から聞いていた限りでは高給取りとは言えなかったようです。

にもかかわらずマイホームを購入し、子供達は(子供達の希望で)私立の学校に通わせていました。

必然姉はお金の遣り繰りに追われ、子供が学校に通うようになってからはパートでコツコツとお金を貯めていました。

姉はいつも「お金はないけれど、子供達が学校に楽しそうに通っているのを見るのは嬉しいから頑張れる」と言っていました。

元々心配性で、お金がピンチのときはかなりストレスを溜めていたように思います。

今後子供達が大学に行くときには奨学金に頼らないといけないということにも心を痛めていました。

姉の病気の原因はわかりませんが、積もり積もったストレスや心労も原因のひとつではないかと思っています。

義兄が亡くなる前から、うっすらと「この人と結婚しなければ姉は病気にならずに済んだのでは」とは思っていました。

しかし義兄も義兄なりに頑張っているのだろうから、とその思いは封印していました。

義兄が亡くなったときは「そんなに姉の死がショックだったのか」と、その気持ちに気付けなかったことを申し訳なく思ったのですが、その後さすがに黙っていられなかったのか、義母からギャンブルと借金の話をされました。

まさに出た涙も引っ込むというものです。

姉が身を削って稼いだお金の何倍も、多分何十倍ものお金を姉の知らないところで使っていた。

そのお金があればあんなに苦労しなくて済んだかもしれないのに。

いや、それはそもそも義実家のお金なので姉の家計には含まれなかったであろうから言っても仕方ないとして、時給が100円上がった、パートのシフトが減って今月は苦しいなどと一喜一憂している姉を見ながらよくそんなことができたなと今も書いていて腹が立っています。

それが依存症の恐ろしいところかも知れないのですが。

コロナ禍で母子家庭の貧困が問題となり、支援や補助金などについてのニュースが流れる度、気の毒だなあとは思いますが、母子家庭になった原因が死別でないとしたらそれはパートナー選びに失敗した自分の責任では？と正直思わなくもありません。

(子供には責任がないので支援はするべきだと思いますが)

その理屈では、姉が病気になったことも苦労したことも、姉の見る目がなかったんだ、姉の責任だ、と思うべきなのですが、そこは私も誰かを悪者にしないと心の平安が保てないので、姉の責任は棚に上げて、日々悶々と義兄と義兄の悪行を隠し通した義実家を恨んでいます。

姪たちの手前、口に出すことはできないのでここで吐き出させていただきました。

念願叶って過去に戻ることができたら、姉の病気を未然に防ぐだけではなく、離婚させようと思っています。

どうやって姉を説得するかを想像するのが今のささやかな楽しみです。(歪んでるなあ)