責めないで
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このブログは、無念のまま亡くなった姉の病気を未然に防ぐため、過去に戻ることを決意し、いろいろ試して過去に戻るまでの記録です。
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2021年12月25日
下着メーカーの「アツギ」が国内生産を終了するというニュースが流れました。
コロナ禍で外出が減り、ストッキング等の需要が減少したのが主な原因のようです。
今後は中国での生産に切り替えるそうで、現在国内工場で働いている約600人は解雇となる見込みです。
アツギといえば以前Twitter上で公式が行った「ラブタイツ」なるキャンペーンで大炎上しました。
私も記事にした記憶があります。
「タイツの日」をタイツをはいた女子のイラストで盛り上げようという趣旨のようでしたが、集まったイラストに扇情的な萌え絵が多数含まれていたことから、主な消費者である女性の反感を大いに買ってしまった、という出来事です。
で、今回のニュースを受けて、工場を畳む原因となった業績不振はこのキャンペーン失敗に伴う不買運動の影響もあるのではないかという意見も数多く見られたわけです。
あの一連の出来事は(ネット上では)強烈だったので結びつけたくなる気持ちもわからなくはないですが、実際は影響があったところで微々たるものだと思います。
さすがに工場を潰すほどだとは思えません。
確かあのキャンペーンを主導していたのは、いち女性社員だったと聞きました。
キャンペーン実施を許可したのは会社なので何の責任もないはずですが、当時も、そして今も自分を責めていないかと気掛かりです。
個人の発信が大きな影響を持つSNSは諸刃の剣です。
私も以前会社の広報にほんの少しだけ関わったことがあったので、少し間違えば同じ立場にも成り得たと思うと他人事ではなく、この顔も名も知らぬアツギの女性社員に変に感情移入して心がザワザワしています。