「おねえちゃん」
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このブログは、無念のまま亡くなった姉の病気を未然に防ぐため、過去に戻ることを決意し、いろいろ試して過去に戻るまでの記録です。
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2022年6月11日
姉は子供の頃から家庭の中で一人称を「おねえちゃん」と言うことはありませんでした。
そして姉妹を産んでからも、長女を「おねえちゃん」と呼ぶことはありませんでした。
何か思うところがあったのだと思いますが、本心は聞けずじまいです。
私の記憶では「おねえちゃんだから我慢しろ」「おねえちゃんだからしっかりしろ」などとは言われていなかったと思うのですが、私が知らないだけで嫌な思いをしていたのかも知れません。
そんな姉に育てられた上の姪(姉の長女)は、自分のことを「おねえちゃん」と言っています。
「おねえちゃんだから」という理由で嫌な思いをしていないということかなと思います。
姉も安心しているでしょう。
で、なぜそんなことを思い出したかというと、先日父が上の姪のことを「おねえちゃん」と呼んでいたことに違和感を覚えたからです。
母は姉のことを「おねえちゃん」と呼んでいましたが、父は名前で呼んでいました。
そもそも「おねえちゃん」どころか姉も私も(姪たちも)父に「ちゃん」付けで呼ばれたことは一度もないので、初めて耳にした父の「ちゃん」付けに、奇妙な気持ちになった…という話でした。オチはありません。