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このブログは、無念のまま亡くなった姉の病気を未然に防ぐため、過去に戻ることを決意し、いろいろ試して過去に戻るまでの記録です。

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2022年6月7日

断捨離で毎日ちょこちょことネットオークションに不用品を出品している今日この頃です。

コロナ自粛が始まってすぐにも断捨離だと言って着なくなった大量の服をいずれ捨てようと大きな段ボールに入れておいたのですが、面倒なのと思い入れがあるのとでなかなか踏ん切りが付きませんでした。

今はそれを毎日数点ずつじわじわと出品しています。

私は学生時代から同じブランドの服を20数年以上も買い続けていました。

もちろんそのブランドのデザインが好きと言うのもありましたが、どちらかと言うと同じブランドで揃えていた方がコーディネートが楽だからという理由の方が大きいです。

数年前にそのブランドはなくなり、私もそのブランドの終焉と共に別のメーカーの服に乗り換えました。

これまでコーディネートする力を養ってこなかったので、「終わったブランド」と「新しく買い始めたブランド」を混ぜて着こなすことが出来ずに、20数年集め続けたその「終わったブランド」の服は私にとってはほぼ全て不用品になったというわけです。

で、まあモノは古いし二束三文だろうとかなりの安値で出品したところ、結構その「終わったブランド」の愛好家が多かったようで、思った以上によく売れます。

そうなるとどんどん欲が出て、捨てる予定でなかった服も引っ張り出して出品しています。

ただひとつを除いては。

それは私が高校生の時、姉の大学の課題を手伝った際に「お礼」と言って姉がアルバイトで貯めたお金で買ってくれた、その「終わったブランド」のジャケットです。

すごく欲しかったのに高校生の私には高額で買えなかったその服は、その日から宝物になりました。

今は「宝物」ではなく、あの時の嬉しかった思い出と一緒に姉の「形見」だと思っています。

もう何年も着てはいないのですが、多分私が生きている間は手放すことはないと思います。

そうだ。死装束にしてもらえるように姪に伝えておこうかな。

SMの女王様の大きなイラストが背中に刺繍されている服だけれど。