鳥飼いの嘆き
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このブログは、無念のまま亡くなった姉の病気を未然に防ぐため、過去に戻ることを決意し、いろいろ試して過去に戻るまでの記録です。
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2021年12月29日
※この記事は2021年1月26日に書いています
脇見運転で反対車線にはみ出した乗用車が、自転車2台を次々と跳ね、女性と子供の2名が亡くなるという痛ましい事故が起きました。
加害者である乗用車を運転していた女性は「助手席のインコに気を取られて運転を誤った」という旨の供述をしていました。
インコは体調が悪く病院に連れていく途中だったそうです。
鳥類や草食動物の類いは、自然界で捕食者に狙われないよう怪我や病気を極限まで隠すという習性があります。
そのため見るからに具合が悪くなったときは手遅れの場合が多いのです。
また全国的に鳥が診察できる病院は少ないため、多くの愛鳥家は車や電車で長時間かけて通院しているようです。
長時間の移動の途中で亡くなるというケースもよく聞きます。
この加害女性がインコが心配で脇見をしてしまったことは個人的には納得できる出来事です。
我が家にも3羽のインコがいます。
そのうち1羽は家に来たときから病気を持っていて、度々具合が悪くなります。
幸い鳥を診てくれる病院が近くにあり、兆しがあれば躊躇なくすぐに動物病院に連れていくことができますが、もし私も動物病院が遠くにしかなければ、同じように脇見運転してしまう可能性が無きにしもあらずだったかも知れません。
誤解のないように言うと、納得できるのは脇見をした理由なだけで、だからといって情状酌量の余地はありませんし、決して加害者を擁護しているわけではありません。
いかなる理由があろうと脇見運転が絶対的な過失であることに変わりはありません。
それはそれとして、という話です。
このニュースを伝える各メディアでは、この「インコに気を取られ~」という点がかなり強めにクローズアップされていました。
そのせいでSNSやニュースのコメントなどで「たかが鳥なんかで」「人の命より鳥か」「犬猫ならまだわかる」などといった書き込みを多数目にしました。
ひどいものは「その鳥を殺処分しろ」といったものもありました。
またニュースを伝える側にも「たかが鳥ごときのせいで重大事故を起こした変人」扱いしているように見えます。(私の被害妄想かも知れませんが)
当たり前ですが、加害女性も「人を轢いてもいいから鳥の様子を見なければ」と思っていたはずはありません。
ただインコをとても大事に思っていたが故に起きてしまった不幸な事故です。
「犬猫ならわかる」のに、鳥を飼っている人にとって鳥はその「犬猫」と同じ家族なのだと理解できない人が多いのだなと残念に思っています。
このように結局鳥は一般的にペットとして軽く見られているため、取り扱っている動物病院も増えず、本当に鳥を大事にしている鳥飼い達は奔走させられるのです。
この事故とそれに伴う報道で、また一歩ペットとしての鳥の地位が下がったような気がしています。
くれぐれも言いますが、決して加害者の肩を持つわけでも、事故より鳥の地位向上が大事だと言っているわけではありません。
事故は事故としてとても残念で悲しい出来事だと心痛めています。
被害に遭われた方のご冥福を心よりお祈りしております。